指導者の思い

 

好きこそ物の上手なれ

 

 

 野球が好きだ!」「楽しい!」

 

小学生が行う学童野球は子供にとってあくまでも通過点であり、中学、高校と将来、野球に本格的に打ち込んでいくためには「野球が好きだ!」「野球って楽しい!」と思えるその強い気持ちが、将来厳しい勝負の世界でも頑張る原動力となり、技術や考え方が大きく伸びるために大切なことだと考えています。

将来のことを考え、今を焦らず小学生のうちは楽しい野球を経験し、たくさんの積極的な成功と失敗を積み重ねて、好きな野球を通じて社会の様々なことに立ち向かう力を養ってほしいと思っています。

巻物のイラスト 好きこそ物の上手なれ 何ごとも自分の好きなことは熱心にするので、自然と上手になるもの。上達が早いということ。

 

勝利至上主義より育成主義

 

「勝利より大事なことがある」

 

"勝利は手段であり目的ではない"

 もちろんスポーツチームで活動している以上、勝利を目指して強くなろうと練習を頑張り、勝利する喜び、敗北の悔しさの経験、子どもたちの「勝ちたい!」と強く思う気持ちは原動力になり上達するにはとても大事です。

 勝利=子供たちの目標であっても、指導者や保護者が目指すのは勝利以上に"子供たちの成長"だと考えています。

 

今も大事だけど将来のがもっと大事

 指導者が子どもたちの将来的な活躍よりも今を勝つという短期的な勝ちへのこだわり、何がなんでも勝利を最優先しすぎるという勝利至上主義的考えではなく、育成主義を大切にしたいと考えています。

 子供の能力に優劣はなく、すべて個性で、その個性を引き出すことができるのが野球です。

子供たちの主体性を大事に仲間を大切に、野球を楽しみ、勝てれば1番良い。

上河内学童野球クラブが
心がけていること

 

■上河内学童野球クラブの指導方法は子供が失敗しても全力を尽くしてボールを追うような子供になれるような指導を行います。感情的に怒ることはせず、悪いことをしてしまった時は叱るようにして子供目線を大切にすることを心がけます。

 

■野球以外のスポーツや遊び、習い事や勉強の時間、家族との時間など小学生の間はどれも大切な時間だと思いますので練習時間は半日練習の日も設けることにしています。詳しくはもっと気軽にスポーツを!👆click

 

■選手の希望をとり入れたり、それを踏まえてどこにあったポジションかを決めて選手の可能性を引き出すよう心がけています。(チーム事情や個人の能力にもよります)

 

■選手たちがメリハリを持って練習できるように、また、伸び伸びとプレーできるような環境づくりを心がけます。

 

 

野球以外の成長

     

"団体スポーツ経験は将来の強み"になります!

 

 異年齢集団でのチームプレーなので子供同士の関わりの中で互いに助け合いながら相手を想いやる気持ちや仲間を大切にすることに自然に気づき成長していきます。またルールや礼儀そして道具の管理の大切さなど野球以外の部分でも成長してほしいと考えています。

 これらは今後生きていく上で必要な能力であり、いずれ社会に出たときに役に立ってきます。

野球の楽しさおもしろさを伝えるとともに、子供達の人間的成長、社会的成長を目指していきます。

 

 具体的には、

「道具を大事に!」

と言っても子供たちはわかっているようでわかっていない。

 そもそも手入れの仕方もよくわからないからやる気がおこらないのだと思います。

 手入れすると愛着がわき、扱いやすくなり捕球がしやすくなるという実感とやり方さえよくわかれば、自ら家で手入れしようと思ってくれるのではないかと考えています。

 部での用具の管理はもちろん、お父さんやお母さんが買ってくれた野球道具を大事に管理することでご両親や周囲の人への感謝の気持ちも芽生え自立心を養うこともできると思います。

 部では月に一度、指導者が教えながらグローブの手入れをする時間を設けています。